中学校や高校では合唱コンクールというイベントがあります。
クラス一丸となって1つの曲を歌い、賞をもらったりするイベントがありますよね?
きっとこの記事を読んでいるあなたはそこで指揮者に立候補した、もしくは指揮者に抜擢されてなってしまった、という人ではないでしょうか。
経緯はどうであれ指揮者になったもののどうしたらいいか分からないという人もいますよね?
そんなあなたに向けて中学高校生の初心者のあなたが指揮者になったらすべきことを解説していきます。
Contents
指揮者として曲をたくさん聴くこと
プロの指揮者の人たちは実は曲を演奏する前に楽譜を深く深く読みます。
その楽譜を見ながら頭の中で音を鳴らして色々なイメージを膨らませるのです。
でも、音楽の専門的な勉強をしていないあなたは「そんなのできない…」と思うかもしれませんね。
そんなことはないんです!
音符が読めなくても構いません。
楽譜を見ながら、歌詞を追いかけながら何回も何回もその曲を聞いてください。
暗譜(楽譜を覚えること)出来るぐらいになれるととっても素晴らしいですね。
指揮者として良い演奏を聴いて耳に残す
きっと学校だったら参考音源と言われるものをあなたに与えてくれるはずです。
それがあるならそれでもいいですが、時間を許すなら同じ曲の色んな演奏を探して聞いてみると良いでしょう。
特にプロの演奏を聴くと自然と耳のレベルが上がってきます。
特におすすめは日本一の合唱団である「東京混声合唱団」。
中学高校でやるたくさんの合唱曲を網羅してくれているので、You tubeで曲名とこの合唱団の名前を入れると出てくる可能性が高いです。
また自分たちと同じくらいの学生が歌っているものを聴くとイメージが掴みやすいかもしれません。
指揮者として適切なテンポを体に覚え込ませること
覚えるほど曲を何度も聴くこと、良い演奏を聴くことは耳が良くなるだけではありません。
適切な”テンポ”(曲の速さ)も身体で覚えることが出来ます。
難しく考える必要はありません。
J-POPで好きな歌を歌う時に気持ちいいと感じるテンポって何も知らなくても身体に入ってますよね?
あれと同じです。
自分が歌う時に気持ちいと感じるテンポで指揮をすることで歌う人たちもピアノを弾く伴奏者も幸せになれますよ!
指揮者として指揮をしっかりと練習すること
一番大切なのはやはり”指揮”ですよね。
指揮者として4/4拍子なら4拍子で、4/3拍子なら3拍子で指揮をしましょう。
どんな風に振ればいいか分からない時はこの図を利用してなぞるように振ってみて下さい。
4拍子
3拍子
よく見る形になると思います。
あとはYou tubeでその曲を振っている指揮者を見てマネるのでもいいですね。
たまに特徴的な指揮をする人がいますので必ずしもマネするのが良いとは言えません。
それはプロの指揮者がプロの音楽家相手の場合、図形(拍子の形)を超越した指揮をすることがあるからです。
自分で見てみてどこが1拍目か分からないようならマネしない方がいいということです。
“指揮であなたが最初にすべきことを解説!中学・高校生の初心者でも出来る方法とは?”のまとめ
いかがでしたでしょうか。
指揮であなたがすべきことが伝わったでしょうか。
一生懸命にやる姿が伝わればきっとみんなついてきてくれます。
せっかく特別なポジションを得られたので存分に”指揮”を楽しんでください。
指揮を終えた時、合唱団の中で歌う時とは違う充実感を得られることでしょう。
もし、「うまく振りたい!!」「何かコツを知りたい」という人はこちらの記事もご覧ください。
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