指揮で困りがちなフェルマータの振り方を解説!たった3種類を使い分けるだけで悩み解決!!

初心者の指揮者にはいろんな問題が振りかかって悩む人も多いのではないでしょうか。

その一つに挙げられるのがフェルマータが出てきたとき。

 

どう振ったらいいのか、どれくらい伸ばせばいいのか、なんて悩む人も多いかもしれません。

この記事では楽譜を見て出てきたフェルマータをどう判断したら良いのかを解説していきます。

 

より実践的な方法なのでぜひ参考にしてくださいね。

指揮で困りがちなフェルマータはたったの3種類

フェルマータの意味って何だと思いますか?

「その音を長く伸ばす」だと思っていませんか?

 

実はイタリア語の意味は「停止する」なのです。

バス停、などで想像すると分かりやすいですね。

 

バスはバス停で一度停止してまたそこから出発しますよね。

音楽の中でも役割は一緒で一時停止してそこからまた音楽が始まるわけです。

 

実際にはこのフェルマータの振り方は3つに絞られると言ってもいいでしょう。

フェルマータでは両手を使った方がうまく指示を出せることが多いですので難しいと思うかもしれませんがぜひ挑戦してみて下さい。

 

それでは1つずつ紹介していきます。

 

指揮法1:継続したまま次の音を振り始める

まず1つ目。

フェルマータで停止している音を左手(を差し伸べるような形)でキープします。

 

その状態のまま、右手で次の拍を振り出し、音の出だしと共にキープしている左手を解除します。

こうすると、演奏者は指揮者の左手を見て音を伸ばしていることを辞めずに次の入りが分かって演奏できるわけですね。

 

使用する箇所は合唱で言えば、歌詞の途中でフェルマータが使われている時など音楽の途中でまさに一時停止する役割が求められている時に使用します。

 

指揮法2:音を切ると同時に次の音を始める

2つ目にいきましょう。

おそらくこれが一番難しいです。

 

フェルマータで停止している左手をグルンと回して音を完全に止めます。

そして360℃グルンと回して到達するタイミングで右手ですかさず次のテンポを振る為に振り上げるのです。

 

吹奏楽やオーケストラの曲など、フェルマータまでのテンポとその後のテンポが違う時にほんの一瞬だけ隙間が欲しい時にこの方法が最も便利が良いです。

実際に、3つあるフェルマータの中で最も使用頻度が多いかもしれません。

 

鏡を見てぜひ何度も練習してください。

コツとしては左手を伸ばしている間に次のテンポを頭に流すことです。

 

そして音を切る左手はテンポに関係ないので自動で回しながら右手にだけ集中して次のテンポを提示します。

 

指揮法3:完全に音を切ってしまってから次の音を始める

3つ目です。

2つ目が出来たらこれは非常に簡単です。

 

2つ目と同じく、フェルマータで停止している左手を同じくグルンと回して音を完全に止めます。

そして、音が完全にない”無の音”の時間を1秒ぐらい感じて下さい。

 

それから両手で次のテンポを振り始めるのです。

これは例えばディミヌエンドしていって音楽が一度消えそうな時や、次の音楽とそれまでの音楽の性格が1楽章と2楽章、というぐらい全く違っていて繋げると変だと感じる時に使います。

 

フェルマータは一時停止なので音を止めてしまう、と強く思いすぎると少し意味合いが変わってくるのですが、そのあたりはグレーゾーンで、音楽に必要な間合いを感じる、というぐらいで解釈してもらえると良いですね。

 

“指揮で困りがちなフェルマータの振り方を解説!たった3種類を使い分けるだけで悩み解決!!”のまとめ

いかがでしたでしょうか。

3種類のフェルマータの振り方と、どんな時に使うかを紹介しました。

 

正直最初は楽譜を見てもどの方法で振ればいいのか分からないかもしれません。

それに音楽なので”これが正解!”というのがあるわけでもありません。

 

音源によっては2番目の方法と使っていて別の音源では3番目、1番目と2番目、と言うように使い方が違うものもあります。

要するにそこは指揮者の権限を持って音楽の方向性を決める、というわけです。

 

どうぞ自信を持って振ってくださいね。

 

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