指揮のかっこいい振り方とは?演奏者側と観客からの見え方の違いから答えを導く!

あなたは指揮を見てかっこいいな~と思ったことがあるでしょうか?

指揮を振ることに目が惹かれたりやってみたいな、と思ったことがある人の多くは「かっこいいなぁ~」と思ったことがあるかもしれません。

 

そしていざ自分も振るならあんなかっこいい指揮がしたい!と思うでしょう。

この記事では、かっこいい指揮とは何なのか。

 

そのためにどんなことが必要なのかを紹介していきます。

ぜひご覧ください、

指揮のかっこいい振り方とは?

では、早速かっこいい指揮についてお話していきましょう。

あなたがかっこいい指揮って明確なイメージがあるでしょうか?

 

派手に振っている姿かもしれません。

踊るように指揮をしている姿かもしれません。

 

もしかしたらよくわからないけど雰囲気がかっこいいと思う人もいるかもしれませんね。

ここで裏話を一つしましょう。

 

演奏者や歌い手思う「良い指揮」とお客さんが思う「かっこいい指揮」というのはズレが起こることがあります。

どういうことかというと、お客さんは実際にその指揮を見て演奏するわけではないので、見た目が派手な方が美しく見えるのです。

 

でも実際にプレイヤーからするとダイナミックな指揮はかっこいいかもしれないけど、演奏しづらい、歌いづらい、ということがしばしば起こってし まいます。

もちろん、演奏者たちにも分かりやすくお客さんからも評価の高い指揮も存在します。

 

あなたがかっこいい指揮をしたいと思うならば、ぜひとも入り口を間違えないでいただきたい。

かっこいい指揮ではなく、「分かりやすく見やすい指揮」を目指してください。

 

どこが1拍目なのか、入りや切り、テンポの変わり目がしっかりわかるのか、等です。

初心者に起こりがちなのが気持ちが先走って大きな指揮をし、テンポが安定しなかったり、分かりづらい指揮になってお客さんからは「かっこいいね」と言われても、プレイヤーとの心が離れてしまうことがあります。

 

やはり、せっかく音楽をするなら一緒に音楽を創り上げた上で評価されたいですよね。

その為に必要な練習をお伝えしましょう。

 

指揮者としてテンポキープができる

地味~な練習ですが、テンポキープできるのが最も大事。

そもそも指揮者の原型はテンポキープです。

 

音楽性を伝えたり、みんなを引っ張っる力も必要ですが、大前提にテンポキープがあるのです。

メトロノームを鳴らしながらいつでも演奏する曲のテンポを振りだせるようにしておいてくださいね。

指揮が見やすくわかりやすい

見やすい指揮には何が必要か。

4拍子や3拍子の形がきちんと分かるように振ることです。

 

指揮の世界ではこの形のことを図形という言い方をしますが、空中で図形がきちんと描けることが必要です。

線で結ばれたようにいつも同じところを同じように通ることが必要ですよ。

 

そしてそうすることでプレイヤーからは安心感を得られることができます。

メトロノームを使い、鏡を見ながらぜひ練習してくださいね。

指揮に無駄がない

指揮に無駄がないというのは言い換えれば左手を正しく使えているか、ということです。

どうしても右手と左手の役割のことを考えてちぐはぐになってしまったり、両手がずっと同じ動きをしていて意味があるのか?なんてことになる可能性があります。

 

左手は無理に使う必要はなく、右手で出来ないことをサポートするつもりで使う場所などを決めて使うのをおすすめします。

詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

指揮の左手の使い方を解説!初心者が陥りがちな落とし穴とは?

このように無駄のない指揮に拘ると洗練された職人のような指揮を目指すことができます。

それが確立された時にはきっとあなたはお客さんからも演奏者からも好かれて本当にかっこいい指揮者として存在をアピールすることが出来ているはずです。

“指揮のかっこいい振り方とは?演奏者側と観客からの見え方の違いから答えを導く!”まとめ

いかがでしたでしょうか。

かっこいい指揮と言うのは実は抜け道や特別な方法ではないのです。

 

通常の練習を積み重ねているうちに結果として、すっきりしていて分かりやすくて見やすい指揮でカッコいい!というようになっていきます。

あなたが何回指揮をすることがあるかはわかりませんが、少しでもあなたがかっこいい指揮をする手掛かりになれば幸いです。

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