きっと誰もがどこかで聴いたことのあるピアノソナタの月光という曲。
誰が作った曲でどんな曲なのかを解説していきます。
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ピアノソナタの「月光」の正式な曲目は?
この曲の正式な曲名は『ピアノ・ソナタ第14番「月光」 Op.27-2 嬰ハ短調(えいはたんちょう)』です。
ちなみに英語表記だと、
Beethoven, Ludwig van:Sonate für Klavier Nr.14 “Sonata quasi una fantasia”(Mondscheinsonate) cis-moll Op.27-2
となります。
音楽をやっていないと絶対覚えられないですよね(笑)
ピアノソナタの「月光」の作曲者は誰?
ピアノソナタ「月光」の作曲者はクラシック音楽で最も有名な作曲家と言ってもいいベートーヴェンです!
皆さんは音楽室でこの写真を見たことがあるでしょう↓↓
ちなみに、この月光を作曲したのは31歳の時で近い写真がこちら↓↓
(33歳のベートーヴェン)
後にすごい音楽家っぽい感じになるのが分かると思います(笑)
ピアノソナタの「月光」の名前の由来は?
名前の由来には大きく2つの説があると言われています。
ピアノソナタの「月光」の名前の由来①音楽評論家の発言
現在「月光」という名前で広く知られていますが、実は本人が名付けたのは「幻想曲風ソナタ」でした。
月光という名が広まった理由は明確にはないものの、有力な説としては、当時音楽評論家として大きな影響力を持っていたレルシュターブの発言が広まったというものです。
幻想曲風ソナタを聞いて彼の発言はこうです。
「スイスのルツェルン湖の月光の波に揺らぐ小舟のよう」
ここから「月光」という部分だけが広まったのですね。
ピアノソナタの「月光」の名前の由来②ベートーヴェンの恋
もう一つの理由はベートーヴェンの恋だと言われています。
それはどういうことか。
作曲当時ベートーベンには伯爵令嬢ジュリエッタという思いを寄せている人がいました。
実はこの作品は愛する彼女のために作られベートーヴェンが贈ったのです。
互いに惹かれあったのですが、境遇の差が生み出した壁は厚く、その恋はやがて終わりを迎えます。
まるでロミオとジュリエット・・・。
こんな切なく、はかない印象が「月光」という呼び名を後押したのだろうという見方をする人もいます。
ピアノソナタの「月光」の名前の由来②「月光の曲」と題する読み物
ヨーロッパで作られ音楽雑誌に載せられた盲目の少女の物語を曲にしたのが「月光」だという説です、
あらすじは以下です。
ベートーヴェンが月夜の街を散歩していると、ある家の中からピアノを弾く音が聞こえた。良く見てみるとそれは盲目の少女であった。感動したベートーヴェンはその家を訪れ、溢れる感情を元に即興演奏を行った。自分の家に帰ったベートーヴェンはその演奏を思い出しながら曲を書き上げた。これが「月光の曲」である。
引用元:Wikipedia
ピアノソナタの「月光」ってどんな曲?
このピアノソナタは全部で3楽章の構成でできています。
全部で約15~16分の曲ですね。
おそらくあなたがどこかで聴いたことのあるのは1楽章の最初からでしょう。
これが最も有名です。
しかし、2楽章や3楽章も1楽章とは速さや曲の雰囲気が違ってとても美しいのでぜひとも聴いて頂きたい。
ピアノソナタの「月光」の動画
“ピアノソナタの「月光」ってどんな曲?誰が作曲した?”まとめ
ベートーヴェンと言えば「運命」のダダダーンぐらいしか知らない人が多いですが、実は身近なところにも知っている曲があるんですね!
他にもきっと知っている曲がありますよ!
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