2020年も残すところもあとわずか。
仕事の忙しい方もお正月だけはだけはお休みと言う方も多いのではないでしょうか?
一方でお正月が一番忙しいという方もいますよね。
さて、毎年当たり前に迎えているお正月ですが正確にはいつからいつまでがお正月でいつ飾り始めるかなどを知っているでしょうか?
今更聞けないお正月のあれこれを紹介していきますね。
Contents
お正月のいわれは?
お正月には様々な風習がありますよね?
これはひとえに歳神様(日本神話に出てくる神道の神様)を迎えて祝うことがお正月のいわれです。
この歳神様とは地域によって、お正月様やトシドン、どんどさんなど色々な呼び方をされることもあります。
しかし、名前は違えど結局のところは、新年がを幸せになるように、守るために山から下りてきたと言われる神様のことです。
お正月の大切な行事
色々な慣習があるお正月はですが、大切にしたいお正月の風習をお伝えしていきましょう。
お正月の大切な行事①煤払い(すすばらい)
お正月に神様を迎えるために1年の汚れを落とす行事です。
元々は江戸城で12月13日に行われており、これがお正月に対する”最初の準備“だと言われています。
現代で言えば、大掃除に取り掛かる目安の時期になるわけですね。
お正月の大切な行事②大晦日は寝るべからず!!
お正月前、つまり大晦日は夜通し起きていることも多いですよね。
初日の出を見る目的だったり、初詣に行くつもりだったりと理由は様々でしょう。
しかし、本当の理由は、歳神様を寝ないで待つために大晦日はみんな起きていたのです。
神社で境内(けいだい)に火を焚いて、罪や汚れを祓(はら)ってもらう「大祓え(おおはらえ)」を受け、清めていました。
大晦日に鳴らされる“108回の除夜の鐘”には人が持つ108の煩悩を絶つ意味が込められています。
お正月の大切な行事③年越しそばを食べて金運アップ!?
年越しそばを食べる文化は当たり前ですがこれにもきちんと意味があります。
「そばのように長い人生を」という長寿の意味もありますが、金細工職人が仕事場に飛び散った金粉をそば粉で練った団子で集めたことから「そばは金を集める」という縁起の意味も含まれていました。
今まで年越しそばは…という言っていたあなたも今年は食べてみてはどうでしょうか(笑)
お正月はいつからいつまで?
近頃ではお正月の飾りつけは何となくクリスマスを終えた26日から始める人が圧倒的に多いですよね。
ただし、先ほど伝えたようにお正月の準備は12月13日の煤払いからスタートしているので、それ以降であれば飾り始めてもなんらおかしいことはないのです。
問題はいつまで飾るか、ですよね。
基本的にはお正月を祝う期間を意味する「松の内」までがお正月です。
では、この松の内がいつまでか、という問題ですが、地域によって若干異なります。
大雑把に分けると2種類に分かれます。
- 1月7日まで…東北・関東・九州エリア
- 1月15日まで…関西地方のエリア
最近では7日に食べる「七草がゆ」までと流れもありますね。
“お正月の今さら聞けない基礎知識!飾る日はいつからいつまで?年越しそばで金運アップ!?”のまとめ
いかがでしたでしょうか。
知っているようで知らないことが多かったかもしれません。
これで今年のお正月はばっちりですね!
素敵なお正月をお過ごしください。
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