指揮をしてたら腕が痛い?指揮者に起こりうるケガと予防策を紹介!

指揮をしている人を見た時に「ずっと腕を振ってるけど痛くならないのかな」と思ったことはあるでしょうか。

もしくは実際に振ってみて腕が痛いと感じることがあるでしょうか。

 

指揮者は見た目と中身がとても違った職業の1つかもしれません。

アイドルや芸能人は表は華々しいけど裏ではたくさんの努力や辛いことがあったりしますよね?

 

それと少し似ているということです。

この記事では、プロの指揮者の実際の体験を元に指揮をする人が腕が痛いと感じたり他にも起こうるケガとその予防策を紹介していきます。

 

あなたが指揮をし始めて腕が痛いなどの症状があるならぜひ参考にしてくださいね。

 

指揮者はみんな腕が痛くなる?

まず指揮者の誰もが腕が痛くなるのか、という点に関して答えはノーです。

人によって筋力の付き方も違いますし、筋肉の使い方が違います。

 

例をあげてみましょう。

 

3kmマラソンをしても元気な人もいれば筋肉痛になる人もいます。

筋肉痛になる場所も太ももが筋肉痛になる人もいればふくらはぎがだるいな~と感じる人もいます。

 

指揮も全く同じ!

腕が痛くなるのはあなたがその筋肉を今まで使ってこなかったから。

 

それは至って普通のこと。

それでもずっと指揮を続けることで自然と疲れが減ってくるようになります。

 

ただし、”普通”の痛みならそれだけのことですが、原因が違う時があるのでその点は要注意ですよ。

 

指揮者がなりうるケガ

普通ではないケガ・筋肉痛などは何なのかについて紹介していきますね。

次の2つを例にあげます。

指揮をした後いつも同じような痛みやだるさが残る

先ほど伝えたようにただの筋肉痛の場合は問題ないのですが、1ヶ月経っても決まって指揮をした後に肩が凝る、腕が痛くなるなどの症状が出てその場所も同じならばあなたの指揮をしている姿勢に問題があるのかもしれません。

練習してる時は問題ないのに、実際に演奏者を相手にした練習の後にだけ同じような症状が出るならなおさらです。

 

自分だけの練習の時は冷静に身体を動かしています。

しかし実際に生の音や声を聴くと身体が反応して練習とは違う動きをしていることはよくあります。

 

その結果、腕が肩の位置よりひどく前に突き出し過ぎていてその負荷がたたって、腕がだるかったり肩が凝ったり、ひどい時には頭痛がするなどの症状が出てきてしまいます。

実際に振っている自分の姿を客観的に捉えるには年数がかかります。

 

だからこそ、一度自分が実際に練習している姿をビデオに収めて見直すことがおすすめです。

恥ずかしいと思うかもしれませんが、練習で鏡を見て指揮をしている自分とはきっと違います。

 

その結果、悪い姿勢になっていることがわかれば、それを改善することで腕の痛さなどが軽減される可能性も大いにありますよ。

指揮をした後、痺れがある

もし指揮をした後、小指などの指先が痺れることがあるなら、危険信号です。

同じ指揮をしているといずれ指揮をした後にその痺れが酷くなり、動けなくなることがあります。

 

実際に私もその経験をしています。

ある日、指揮をした後全身が痺れてその場に座り込み、10分ぐらい痺れて動けなくなることがありました。

 

原因は首の頸椎(けいつい)を痛めかけていたのです。

私が指揮をしていたのはオーケストラでしたが、姿勢が悪く、少し体全体が前かがみになり首が少し出ている状態で強い打撃を伴う指揮を繰り返していたため、首がむち打ちを繰り返すような状況になり、それが痺れとなって体に現れていたのです。

 

独学で指揮をしていた3年目頃の話です。

気づけば首も太くなっていました。

 

幸い、それから振り方を変えたので今は普通に指揮をすることが出来ていますが、少し間違えれば普通に生活すら出来ない体になっています。

ただの疲労なのか、何かのサインなのか見極めることは非常に重要ですよ。

指揮をする時のケガの予防策

主に指揮者を始めてだいたい数年ぐらいして起こりやすいケガや実例を紹介しました。

特に後者の痺れに関してはプロの指揮者でも実際に悩む人もいるほど深刻なケガですね。

 

下手をすれば指揮者生命が絶たれてしまいます。

この記事を見ているあなたはそんなことにはならないと思いますが、油断は禁物です。

 

指揮者は演奏者と違ってずっと立ち、練習があるなら話続け、そして指揮をする、という実は重労働なお仕事なのです。

腕や肩に焦点を絞ってお伝えしてきましたが、中には腰が痛い、足が痛いと訴える人もいます。

 

予防策としては、スポーツ選手と同じで筋トレや基礎体力を上げることが最優先です。

中学高校では、音楽は文化部、というような見方をする人もいますが、全然そんなことはありません(笑)

 

体力と集中力、そして音楽性を必要とする一つのスポーツばりです。

 

“指揮をしてたら腕が痛い?指揮者に起こりうるケガと予防策を紹介!”のまとめ

いかがでしたでしょうか。

指揮者がこんなケガのリスクや体力のいることだとは思っていなかったかもしれません。

 

ただ、これは氷山の一角でもあります。

最初からこんな風になったら…なんて考えていては何も出来ません。

 

それに、このような疲労やケガの心配はありますがそれを大きく上回る感動や楽しさがあるのも指揮の一つの魅力です。

どうか恐れずに、そして、異常を感じたら自分の身体を大切にして指揮をしてみてほしいと願っています。

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